「でたらめをやってごらん」が合言葉のみんな大好きタローマン。
あの独特で不思議な動きがクセになりますよね。
どんな人がやっているんだろう?って気になりませんか?
今回はタローマンの「中の人」を調べてみました!
タローマンといえば…
でたらめでシュールな物語が進んでいくタローマン。
1970年代の設定で「岡本太郎式特撮活劇」として特撮映像が全10話の構成で放送されました。
現在は不定期で「おやすみタローマン」の放送をしています。
中の人はパントマイム師!
- 岡村 渉(おかむら わたる)
- 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒
- 2008年マイム俳優「いいむろ なおき」氏に師事。
- 年齢:30代前半?
岡村さんのプロフィールは詳しく出ていません。
子供の頃はサッカー少年だったそうですよ!
中学生になってからはバンドを始め、ドラムを担当していました♪
高校生になってからもドラム熱は冷めず、プロのドラマーを目指したそうです!
色んなことに興味があったんだね!
プロのドラマーになるためには大学へ行ったり、仕事をしながらドラマーを目指すのが通例だそうで…
大学への進学を決めましたが、バンドに明け暮れていたため勉強はしていなかったそうです。
そこで小さい頃から得意だった絵画での進学を目指しました。
お父さんが絵画と彫刻の先生だから、絵を描く環境が整っていたんだって!
それから絵を描くことに夢中になり、「画家」を目指すようになったそうです!
ご自身は「何にしてもどっぷり浸かるタイプなんでしょうね。表現者になりたかった。常に自分自身を表現できる場所や方法を探していたんだと思います。」
と仰っています。
パントマイムとの出会い
ここまでパントマイムとは全然違う経験を積んできた岡村さんですが、ついにその時がきました!
絵画の勉強をする中で、イタリアのフィレンツェに2か月ほど滞在する機会がありました。
滞在していたところの近くには広場があって、よく散歩をしていたのですが、そこに大道芸人がいたんです。彼は、パントマイムの技術を使いながら通行人に色んないたずらをしていました。
通行している車を止めてわざわざ車の前を歩行者に歩かせたり、通行人のかぶっているハットを拝借して勝手にパフォーマンスを始めたり、それこそ日本では絶対にできないようなことを平気でするんですよ(笑)。
それがすごく衝撃的で、面白くて、いつも見に行っていました。そして、何なら自分もやってみたい、という気持ちが沸々と沸き上がってきたんです。
それからNYで「ブルーマン」のパフォーマンスを見て「やっぱりこれだ!」とパントマイムの世界へ飛び込みました。
WATARU OKAMURA インタビューより interview – 岡村渉 (wataruokamura) home page!! (jimdofree.com)
2008年、帰国してすぐにマイム俳優の「いいむろなおき」さんに弟子入り。
2010年いいむろさん出演の舞台を見に行き、「これに出たい!」と思い「予定を全て空けて稽古に出るので参加させてください」と直談判して舞台メンバーに入れてもらったそうです!
なんでもやってみたいという好奇心が夢をつかんだんだ!
行動力があってスゴイですね!
このように実績を積んでいき、ついにタローマンになる日が!
いつからタローマンに?
2022年放映の「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」でタローマンを演じました!
これは本当にべらぼうですね!
藤井亮さんが180センチあるのに岡村さんはもっと背が高い!
2メートル以上あるんじゃないでしょうか!?
この体躯だからこそタローマンに選ばれたようですね!
タローマンの動き
でたらめに激しい動きをするタローマン。
それはかなり厳しかったようです。
とても大変そうですね。
クネクネとしなやかな動きや、周りに小道具がある中でそれに触れないようにパフォーマンスするのは相当気を張っての撮影だったと想像できます。
パントマイムには筋肉や柔軟性、体幹やバランス感覚がとても重要だそうで、タローマンの不思議な動きや狭い空間でパフォーマンスをするのにはパントマイム師がぴったり!ということだったんですね。
岡村さんの他の活動はある?
パントマイムユニット「MIME+(ミメット)」
他ジャンルを組み合わせたパフォーマンス集団「レシオ-retio-」にも所属しているそうです。
他に誰でも気軽に楽しんでもらえる大道芸「パントマイムコメディWAO!!」などもやっていて、言葉に頼らないエンターテイメントの魅力を伝えています♪
こちらが岡村さんのパフォーマンスです↓↓↓
もっと岡村さんのパフォーマンスを見てみたいという方!
岡村さんの現在の活動情報はX(Twitter)などでお知らせしています。
タローマンの動きの基本となるパントマイムもきっと楽しいはず!
ご覧いただきありがとうございます☆
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